社長挨拶

大橋聡司

大高建設は、平成28年度に創業70周年を迎えましたが、これもひとえに長年にわたって当社をご支援していただいてきたお客様、お取引先様をはじめ、社業の発展に粉骨砕身の努力をしてこられた先人達、現社員のおかげであり、心より感謝を申し上げます。

当社は昭和21年に日本電力株式会社の技術者であった大橋賢治により大橋組として創業し、昭和29年には大橋賢治と富山県庁の土木技師だった高島一郎氏が中心となり大高建設株式会社として設立いたしました。以来、大きな仕事を高度な技術力を駆使して成し遂げ、社会資本整備の一翼を担っていくという起業理念のもと、黒部川水系を主たる舞台として電源開発、砂防、河川護岸、道路工事等に従事してまいりました。

大高建設の名前の由来は、大橋と高島のそれぞれの頭文字をとってつけたものですが、先述した起業理念の思いも込められておりました。今日までこの起業理念が連綿と受け継がれてきて、お陰様で県下でも有数の建設会社として発展し続けてくることができました。

当社の主たる事業エリアであった黒部川では、豪雨災害がたびたび発生し、その際の災害復旧では常に大きな働きをして、「土木の大高」「黒部川に大高あり」と存在感を示してきました。平成の時代に入ってからは、土木工事の他に建築工事、のり面保護工事等でも実績をあげていき、地場ゼネコンとして業容を拡大してきました。さらにはISO9001、ISO14001、OHSAS18001の認証取得や、新工法、エコロジー商品の研究開発を行ったり、外部コンサルタントを活用して社員の意識改革や組織改革を行ったりと経営革新を推し進め、お客様の期待に応えるべく企業を成長させてまいりました。

ただ付言すると、当社において最も大切にしていることは「安全」であり、いろんな技術も「安全に施工する会社」というベースがあって初めて提供できるものと考えております。安全には特効薬はなく、日々の積み重ねであり、今後とも安全を最優先する企業として不断の努力を続けてまいります。

また、平成14年には関連会社として株式会社リレーションズを設立し、大高グループとして新たなスタートを切りました。株式会社リレーションズは主にレストランの運営を行う会社ですから、大高建設株式会社との事業の関連は薄く、連携メリットが少ないように捉えられがちですが、「オセロ戦略」と名付けた建設と外食の間に存在する建設ビジネスを取り込む戦略が芽を吹き、着実に育ちつつあります。

近年、さらに大高グループとしての業容を拡大すべく、平成22年に伊藤建設株式会社を子会社化して住宅部門を強化、平成24年にジオエナジー株式会社を設立し再生可能エネルギー事業に進出、平成25年に三和ボーリング株式会社を子会社化して調査事業・防災事業まで事業領域を広げ、シナジー効果を活かした新たな成長戦略を描いています。

今後とも公共事業はますます縮減していくでしょうし、建設産業を取り巻く環境はより厳しい状況が続くと思いますが、当社はお客様により高い価値を提供する建設会社として、これまでの歴史で蓄積されてきた技術力と経営基盤でもって、さらなる発展のため全社一丸となって努力してまいる所存です。これまで当社をご支援してくださいましたみなさまに重ねて御礼を申し上げますと共に、今後ともなおいっそうのご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。